Photo (C) Isao Oishi
 

Ewald Danel
エヴァルト・ダネル
(ヴァイオリン)


旧チェコスロバキア連邦共和国のシレジア生まれ。オストラヴァ音楽学校およびブラティスラヴァ音楽学校でヴァイオリンと指揮法を学ぶ。ボフダン・ヴァルハルのもとで更に研鑽を積み、1982年ブラティスラヴァ音楽学校卒業後その後2年間スロヴァキア放送交響楽団コンサートマスターとして活躍。退団後はソリストとして同オーケストラと共演を重ねている。
室内楽の分野においては、スロヴァキア弦楽四重奏団(第1ヴァイオリン奏者)、スロヴァキア・ピアノトリオのメンバーとして精力的な活動を行う。1992年から1996年まで室内合奏団カペラ・イストロポリターナの芸術監督。1987年からブラティスラヴァ音楽楽員で教鞭をとり、1999年から2004年まで愛知県芸術大学で客員教授を務める。2001年スロヴァキア室内オーケストラの芸術監督に就任。「世界一美しい音のオーケストラ」と呼ばれる同オーケストラを率いている。彼はヨーロッパ各国、日本、韓国、ロシア、エジプト、パナマ、ブラジル、アメリカなどで、ソリスト、指揮者、室内楽奏者として演奏活動をおこない深い感動を集めている。